現代の世界地図


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地球を世界地図として平面に表すとき、大陸の形が現実のものより大きく異なって表現されることがある。これは仕方がないことであるように見える、なぜなら地球は球体であり無理矢理平面にしようとすればその分、割を食うからである。

 以下の記事は、比較的新しい世界地図の図法オーサグラフに関する記事である。

mashable.com

 オーサグラフの前提として私たちがよく知る図法を見ていきたいと思う。

 

メルカトル図法

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 多分この世界地図は私たちが一番見る図法であると思われる。

この図法は海図、航路のために使用される。角度が正確である。

しかし、高緯度になるにつれて横に引き伸ばされることになるので、そのあたりの大陸や島が実際よりも大きく見えてしまうという問題点がある。例えばグリーンランドは異常に大きく見えてしまう。

この図法では、実際の面積を正確に把握することはできない。

 

 

モルワイデ図法

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楕円形の地図である。この地図では面積を正確に把握することが出来る。

その代わりに距離を正確に把握することはできない。

分布図に使用される。

 

 

正距方位図法

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 国連の旗がこの図法である。

中心からの方角と距離が正確であり、飛行機の最短距離を測るのに使用できる。

しかし、形がいびつであり、地球を正確に映しているとは言えない。

 

これらの地図は距離や方角を正確に把握するためには面積が犠牲になりその逆も同じであり、一長一短である。

そこでオーサグラフの登場である。

 

オーサグラフ

この地図の作り方は、球体の地球を96個に分割し、その96個で三角形を作り、その後それぞれを三角錐の形にし、長方形に展開するというものである。

この地図では、メルカトル図法の欠点を補うことが出来る。すなわち、高緯度の不正確な形を正確な形に表すことが出来るのである。

欠点としては、地球という球体を平面に表すのが難しいこと、この地図は少し曲がっており従来の緯度経度ではないというものである。

 

オーサグラフは面積を正確に把握することが出来るだけ終わるわけではない。この記事では、地球環境に関係のある、北極の流氷や・南極のオゾンホール・海洋資源グリーンランドの氷河・エルニーニョ現象などの分野にも応用されうるようである。

 

そのため、オーサグラフは地理以外の様々な分野に応用しうる図法であるようであり、現代社会で意味を持つ地図だと思われる。